緊急時のときは

いざというときに、対応できるように、日頃からガス機器やメーター位置を確認しておきましょう。

危険を感じたときは

●異常を確認した場合は、​火災や一酸化炭素中毒など、事故のおそれがありますので、宮本円までご連絡ください。
●ガス機器を使用していて目がチカチカしたり、気分がわるくなったり、不快な臭いがした場合は、ただちにガス機器の使用を中止し、修理の手配をしてください。


​ガスが出ないときには、ガスメーターをご確認ください

​ガスメーターには、緊急時に安全装置がはたらいて自動的にガスを止める機能があります。安全装置がはたらいた場合、表示ランプ(赤)が点滅します。

・大きな地震が発生した場合
・多量にガスがもれた場合
・ガスの圧力が所定の値より低くなった場合
・ガス機器を長時間使用した場合
ガス復帰

ガス漏れのとき

ライターやチャッカマン、マッチ、タバコ、コンセント、電気スイッチににさわらない!
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万一、ガス臭さを感じたり、ガス漏れ警報器が鳴った時も、日頃から手順を確認してあるとあわてません!
重大事故に至っては大変です。
落ち着いて行動しましょう。

→ 室内の火は全部消します

 マッチをすったり、タバコを吸ったりしないで下さい。

→ コンセントや電気のスイッチにさわらないで
 換気扇は絶対に回さないでください。また、回っている換気扇は、そのままにして下さい。
 コンセントの差込やスイッチなどは、火花が散って、発火の原因になることがあり、危険です!
 あわててさわらないようにして下さい。
 静電気にもお気をつけ下さい。
LPガスは低い所に溜まる!
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→ ガス栓・器具栓を閉めます

→ 窓や戸を大きく開けてガスを追い出します
 LPガスは低い所に溜まるので、玄関戸や掃き出し窓を開け、下の方の風通しをしましょう。

→ 宮本円に連絡します
 ただし、ガスくさい場所での電話器のご利用はお避け下さい。

点検を受けるまでは、ガスを使用しないで下さい。

凍結にご注意ください

器具等の破損事故が起こる前に、凍結予防対策をしましょう
寒波がやってくる時期は「水道の水は出るけど、湯側の蛇口を捻ったら水もお湯も出ない!」というお電話が増えてきます。
『ガス給湯器』の中には気温が下がると自動的に機器内を保温するヒーターが組み込まれていますが、接続されている給水給油菅にはその保温装置はなく、その部分が凍結してしまう恐れがあり、凍結すると、キッチンやシャワーのお湯側の蛇口からお湯も水も出なくなります。

◆ 配管等の凍結予防方法

(手順1)
 リモコンあり→ ● 運転スイッチオフ「切」にする
 リモコンなし→ ● ガス給湯器の元栓を閉める
(手順2)
 お湯の出る蛇口から少量の水(太さ4mm位)を流し続ける
 ※混合水栓の場合はお湯側にして下さい
 ※流量が不安定になることがあるので30分後に確認しましょう
 ※電気コンセントは抜かないように注意してください!

◆ 追いだき機能付きふろがまのふろ配管を凍結予防方法

 浴槽の水を循環アダプター上部より5cm以上ある状態にしてください。
※ 凍結防止運転で、ポンプが自動的に浴槽の水を循環させて凍結を予防します。ポンプが運転する音(ウーンという音)がします。
※ 水がないとポンプが空運転し、機器から大きな音が発生する場合があります。

ガス給湯器が凍結したときは
万一、配管が凍ってしまった場合は、自然に溶けるのをお待ちいただくか、凍った部分にタオルや布を巻き、その上からゆっくりとぬるま湯をかけて解凍してください。

地震のとき

まずは、身の安全を確保しましょう
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まずは机の下に身を隠すなどしてください。
震度5相当以上の地震の場合は、ガスメーター(マイコンメータ一)が自動的にガスを遮断します。あわてず落ち着いて行動しましょう。
揺れがおさまったら・・・・
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→ 火を全部消し、ガス栓・器具栓を閉めます

→ 避難する時
 ガス栓・マイコンメーター元栓・容器バルブをしっかり閉めて下さい。
 換気扇や、電気のスイッチにはさらわないで下さい。

地震で一番恐いのは、火災による二次災害です。
容器バルブを閉めることは、二次災害を防ぐ上で有効です。
余震や散乱物に注意し、バルブやマイコンメーターの元栓を閉めましょう。

台風・洪水のとき

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容器バルブを閉め、倒れたり、流されないよう固定されているか確認して下さい。

大雪・落雷のとき

LPガス自体は毒性のないクリーンなエネルギーですが、積雪や落雷が起因となって、給湯器等の給排気筒が破損したり、閉塞しまうと、不完全燃焼による、CO(一酸化)中毒のおそれがあります。
除雪の際はLPガス設備に損傷を与えないよう充分注意して下さい。
落雪があった時は、LPガスの設備、排気塔、ガスメーターが損傷していないか必ず確認して下さい。